休み明け、「仕事に行くのが嫌だ」と思ったことはありませんか?日曜日の夕方になると、「明日の月曜、仕事に行くのが嫌だ」と感じる方は非常に多いと思いますが、本記事では、その軽減方法をお伝えします。
その方法とは、『休みの日と仕事に行く日の朝 起きる時間を合わせること』です。具体的には、『寝る時間・起きる時間・睡眠時間を合わせる』ということです。これは、休日と仕事の日の“体内リズムを一定に保つため”です。
就寝時間・起床時間・睡眠時間の急激な変化によって体内のリズムが乱れると、
- 疲労感が抜けない…
- 何だか気持ちがハツラツとしない…
- 夜眠れなくなる…
など、様々な問題が多く起こります。病気というほどではない、軽微な体調不良が起きはじめます。体内リズムの乱れが増えると、「太りやすくなる」「糖尿病などのリスクが高まる」と言われます。日勤と夜勤を繰り返すなど、不規則な勤務形態が続くと体内のリズムが狂いやすく、「ガンのリスクが高まる」とも言われています。(※世界保健機構による)
体内リズムの乱れによる体調不良は、メンタルや気持ちに作用する
体調とメンタル・気持ちは大きく関係しています。例えば、“空腹な状態”と“満腹時”の判断や選択、“とても疲れた時”と“良好な体調の時”の判断や選択が大きく異なるように、『体調とメンタル』『体調と気持ち』『体調と生産性』は、大きく関係しています。休日と仕事のあるウィークデイの就寝時間・起床時間・睡眠時間の大きな違いから、体内リズムが乱れ体調不良になると、それがメンタル・気持ちにも作用し、より一層出勤することを憂鬱に感じたり、辛く感じたりしてしまいます。
例えば、仕事のあるウィークデイは毎朝6時半に起床する人が、休日の朝は10時半に起きるとすると、起床時間に“4時間のズレ”が生じます。そして休み明け、出勤日に朝6時半に起床すると、身体は「4時間も早起きをした」という感覚になってしまいます。ただでさえ休み明けに出勤することが憂鬱であるにも関わらず、さらに「私は今日4時間も早起きをしているのか…」というストレスを、気付かぬうちに抱えてしまうことになります。
体調とメンタル・気持ちは紐づいているため、休日に思い切り遊び過ぎ、身体に疲れが残っていると、休み明けのメンタルや気持ちにも影響を与えてしまいます。休日の最終日に、身体が激しく疲労するレジャーを行うことは、考え直した方が良いかもしれません。連続した休日がある場合は、休みの最終日には肉体に疲労が残らないレクリエーションや楽しみ方をすると良いでしょう。
予め何が起きるか?想定することでストレスを軽減する
仕事では、色々なストレスがかかります。仕事における最も大きなストレスは、『どのようなことが起こるか分からない、加えて、怖いこと・傷付くこと・嫌なことを味わわなければならないかもしれない…』というストレスです。予め何が起きるか?を想定すること、「〇〇が起きたらこのように対処しよう」と事前に対応策を考えることで、ストレスを大幅に軽減できます。
- 休日前に、“休み明けに起こるかもしれないこと”を充分に想定しておく
- 対処方法を決めてから、休みに入る
このようにすれば、“予想もしなかった嫌なこと・辛いことへの恐怖”が軽減されるため、休日後半に感じる憂鬱を防ぐことができます。また、
休み明けは、日本中の多くの会社員や組織人が、自分と同じ憂鬱な状態にある。しかし、就寝時間・起床時間・睡眠時間を一定化させることで体内リズムを守り、休日に入る前に、しっかりと休み明けの“想定”と“対策”を行っている私は、周囲の人に比べると休み明けの憂鬱さやネガティブな感情は随分マシだろう
このように考え、とにかくあまり深く考え込まないようにし、
- 「休日はリラックスする」
- 「休日は好きに過ごし、休み明けは割り切って出勤する」
これがベストではないかと、私や私の会社では考えています。休み明け、あなたが少しでもストレスなく、気持ちよく仕事に向かえること、そして休日最後の夜のあなたの憂鬱が、少しでも軽くなることを願っています。私たちは、頑張って働くあなたを応援しています。
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