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2023.05.16 1Point Learning

仕事ができる上司の話し方

仕事のできる上司の話し方

 

仕事ができる上司や経営者は、伝えることが上手です。

伝えることが上手な人は、相手が頭の中にイメージしやすいように話します。

 

では、どのように話すのか?

具体的にいうと「的確な比較対象を例にあげて話す」これだけです。

 

例えば「今年度の売り上げは、3億円です。」とだけ話すと、相手は「あぁ、そうなんだ。」と思うだけです。

ですが、「今年度の売り上げは、3億円で、昨年と比較して好調です。」と、“昨年”という例をあげ、比較を用いて話すことで、相手は「今年度は、好調なんだ。」と、3億円という数値だけでなく、3億円が意味するところまで理解してくれます

 

たった10文字プラスして話せるかどうか?で、伝わり方が変ります。

たくさん喋らずとも、少ない文字数で、より多くを伝え、相手に深く理解させることが可能です。

 

余談ですが、プラスαのエッセンスとして、話し方も工夫すると更に効果がUPします。

淡々と話すだけでなく、表情や、強弱、話すスピードに変化を付けることで、相手はより鮮明なイメージを頭に浮かべ、あなたの話を理解してくれるでしょう。

 

 

次に、よく「数字を用いて話さないとダメだ」等と言われますが、実は、単に数字を交えて話したり、データを要約して話すだけでは、不十分です。

示す数字に「的確な比較対象を添えて話す」ことをしなければ、数字の意味するところまでは、相手に伝わりません。

 

例えば「あの人は、僕が真剣に1週間かけて、ようやくできることを、たった2日間できっちり仕上げることができます。」このように比較対象を用いて話せば、登場人物である“あの人”の仕事の速さが、より伝わるでしょう。

※この場合は、相手が、あなたの能力をだいたい把握していることが前提になります。

 

いかがでしたか?

部下に説明する時、上司への報告、顧客との商談シーン等で、この話し方ができれば、あなたの伝えたいことが、より伝わるようになります。

 

この話し方を用いれば、長い話をしなければならない時も、相手は退屈させずに、惹きつけて話すことができるでしょう。

ぜひ、お試しください。

 

 

動画版はコチラ

 

 

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