会社や組織の抱える重大な問題を、誰かに丸投げしている経営者は、たくさんいます。
丸投げと言っても「これやっといて」と、誰かに雑に頼むことではありません。
一番多いケースは、「この問題については、この部署や、この役職者の責任である」と、責任の所在は一応決まっているものの、その該当部署や責任者が、会社や組織の抱える重大な問題に対して「優先順位を上げて全力で取り組んでいない」状態にあることです。思い当たりませんか?
これでは、問題は放置されているのと同じです。
経営者が1年以上同じ問題に頭を悩ませている原因の多くが、この状態です。
解決すべき問題が、大変な大物(おおもの)で、簡単に改善・解決できるものでない場合も、何か1つでも、改善・解決に向けた具体的アクションを起こしていれば、1年も経つと、悩みの程度や、質が変わってくるはずです。
経営者が「同じ悩みを1年以上抱えている」なんてことにはなりません。
特に、従業員規模が1,000人未満の企業や組織であれば、経営者は各部門の抱える課題や、各部門の責任者の“取り組みにおける優先順位”と、その進捗(進み具合)くらいは把握し、進みが悪いと感じた場合は、形式に拘らず随時ミーティングを行い、具体的解決策を立てることが必要です。
平たく言えば、多くても10人程度の各部門の責任者と経営者は、常に状況を共有し、ともに悩み考え、時に尻を叩くくらいは、しなきゃダメということです。
まして、従業員が数百人や数十人規模の小さな企業や組織の場合は、それさえ行えば、大抵の問題は、解決に向かって動き出します。
大小組織の経営者の皆さんには、釈迦に説法かもしれませんが、我々が出会う経営者の中にも、この部分を怠っているせいで、停滞・低迷している企業や組織は、たくさんあります。
あなたが経営者や幹部であるなら、「部門の責任者と経営者は、常に状況を共有し、ともに悩み考え、時に尻を叩く」是非やってみてください。きっと、たった数カ月で、あなたの会社や組織は変わるはずです。
※10人未満の部下を持つ上司の方も、この方法は使えます
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