せっかく入った新人を辞めさせない秘訣は、たった2つ。
- 新人を受け入れる先輩社員達の“受け入れ体制”を整えておく
- 新人を受け入れる部署や部門に新人の採用主旨と、育成計画を伝えておく
です。
■新人を受け入れる先輩社員達の“受け入れ体制”を整えておく
- 新人には、自分から元気に挨拶する
- 新人に「慣れた?」「困ってることない?」等のシンプルな声掛けを、2日に1回は行う
- 新人にやって欲しいことは、具体的にリクエストを出す
- 新人にやって欲しくないことも、明確にリクエストしておく ※理由と共に
- 新人は「知らない」「慣れていない」ので、“できないこと”があるのは、当たり前だと理解する
- 新人から「人によって教える内容が違う」と言われないよう対策しておく
この6つを、新人を受け入れる部署や部門全員で徹底しておく。
■新人を受け入れる部署や部門に、新人の採用主旨と、育成計画を伝えておく
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何をしてもらうために新人を採用するのか?を、部署や部門の全員で明確に共有しておく
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1カ月後、3カ月後、半年後、1年後、3年後、何が、どのレベルで、できるようになっていることが理想なのか?を、部署や部門の全員で共有しておく
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新人の成長速度が著しく遅い、意欲に乏しい、必要な能力が明らかに不足していると感じた場合の対策を、部門や部署の責任者クラスで協議・共有しておく
この3つが大切です。
どんなに準備して、受け入れ体制を整えても、あっさり辞めてしまう新人はいます。
それは仕方がないので、できることは新人の早期離職の確率を下げる努力をすることです。
離職の半分は、本人の問題。残りの半分は受け入れ側の問題。そう理解し、受け入れ体制を整えることが、新人の早期離職防止のBEST対策です。
面倒がらず、少しの手間をかけるだけで、よくある「上手くいかない組織」ではなく、「小さな成果や結果を積み重ねて成長・拡大する組織」になります。
「“事を成すには、面倒を伴う”が当たり前」この理解と覚悟があれば、新人の早期離職低減だけでなく、組織の活性化・健全化が可能です。
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